ニュース&イベント NEWS & EVENTS
【開催報告】古代製鉄実験報告会を開催しました(3/7)
2026年3月7日(土)、本学野田キャンパスにおいて、ミシェル田中 グザヴィエ助教(教養教育研究院 野田キャンパス教養部)による「古代製鉄実験報告会」を開催しました。
これは、2025年11月29日(土)~30日(日)、12月6日(土)~7日(日)に実施した「古代製鉄復元実験」の成果報告会にあたり、当日は30名を超える参加がありました。会場には、実際に実験で使用した炉の一部、取り出した鉧(けら)や銑(ずく)、研究発表ポスターのほか、ミシェル田中先生が所有する刀剣が展示されました。
前半は日本、海外における製鉄の歴史、3D映像による炉の解説、鞴(ふいご・炉に風を送る装置)を踏む動画の視聴など、「製鉄」の基礎を紹介しました。スライドを使い、事前に参加者から寄せられた質問にも答えながら説明します。
後半では、前回と今回の実験内容の比較、実験で得られた結果と反省点について説明があり、今回は藁スサ(土に混ぜ込む藁)を加えたことによる強度や耐火性の違いを検証しました。これから混和のあり/なしの差、藁スサの成分が土に及ぼす影響について分析していくとのことです。
地元・流山市深井地区で発掘された製鉄炉の遺跡の復元に取り組む姿勢は、古代ロマンを掻き立てられました。
講演後は参加者による質疑応答が行われ、「炉を作る材料に海砂を使うとどうなるか?」、「藁スサが有効であると考えた根拠は?」など多くの質問が寄せられました。展示物を前にしての質疑応答も盛況に終わり、予定時間を1時間以上過ぎての閉会となりました。
関連リンク
野田キャンパス地域連携イベント紹介
