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2026.07.31 Fri UP
真光 俊樹助教が日本風工学会においてベストペーパー賞を受賞
創域理工学部 社会基盤工学科 真光 俊樹助教が日本風工学会においてベストペーパー賞を受賞しました。
- 受賞者
- 創域理工学部 社会基盤工学科 助教 真光 俊樹
- 受賞題目
- Large-eddy simulationによる歩行者空間での風環境予測における計測点数による特異モードに対する影響
- 内容
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都市空間の歩行者レベルの風環境の時空間的な特性を把握するためには、高解像度の計測や数値解析が必要となるが、風洞実験では計測点数に、数値解析では計算負荷や記憶容量に制約があるため、乱流構造を適切に抽出できる最小限のデータセットの把握が重要となる。本論文では、高さ H の立方体形状の建物が千鳥配置された街区を対象として LES 解析を行い、高さ Z = 0.1H における水平面において、空間解像度H/20、H/10、H/5 の格子点における変動風速データを用いて POD 解析を行い、乱流構造の基本的性状に及ぼす空間解像度の影響を明らかにした。さらに、寄与率の低い特異モードを除き、特徴的なモードのみを用いて再構成することで発生頻度の低い突風のフローパターンを抽出し、空間的な乱流構造と突風発生の関係を分析した。その結果、空間解像度を変えても特異値の寄与率や累積寄与率の分布は大きく変化せず、主要モードの抽出は安定していること、特異ベクトルの統計量および確率密度分布は概ね Gaussian 的な性状を示すこと、低次特異モードが建物周辺の剝離域や建物間前方の強風域の再現に大きく寄与する一方、建物後方の wake 領域での乱流構造を把握するためには高次特異モードを含めた解析が必要であることなどを明らかにした。強風現象の再構築に要するデータ解像度の観点からデータを精緻に検討しており、本論文は市街地内の強風現象の理解に役立つ知見を提供している。
以上の理由により、本論文に日本風工学会ベストペーパー賞が授与された。 - 受賞日
- 2026年6月24日
関連リンク
日本風工学会
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